ロトンダ広場に建つパンテオンは、古代ローマの建築の中で最も保存状態のよい建物です。ハドリアヌス帝のもとで118〜125年頃に再建された神殿で、609年に教会となり、サンタ・マリア・アド・マルティレスと呼ばれるようになりました。毎日9時から19時まで開いており(最終入場18時30分)、2026年7月1日から入場料は7ユーロです。18歳未満、ローマ市の住民、ミサの間は引き続き無料です。 所要時間は30〜45分ほどです。ドームの下では、空に開いたオクルス(天窓)の光が円形の堂内全体を照らし、側面の礼拝堂にはラファエロをはじめ、いくつもの墓があります。
見どころ

ドームとオクルス
コンクリート製のドームの直径は43.30mで、床から頂上までの高さとちょうど同じです。つまり、堂内にはぴったり完全な球体が収まります。直径約9mのオクルスにガラスは一度もはめられたことがなく、唯一の光源です。雨が降ると水は堂内に落ち、大理石の床に開けられた小さな穴から排水されます。

ポルティコとロトンダ広場
16本の花崗岩の円柱が破風を支え、そこには「M·AGRIPPA·L·F·COS·TERTIVM·FECIT」という銘が刻まれています。ハドリアヌスは、紀元前27年に最初のパンテオンを建てたマルクス・アグリッパの名を、そのまま残しました。手前には、ジャコモ・デッラ・ポルタの噴水(1575年)があり、1711年に加えられたエジプトのオベリスクが載っています。
ラファエロの墓
1520年に亡くなった画家は、パンテオンへの埋葬を望みました。ロレンツェットが彫った聖母像の下にある石棺には、ピエトロ・ベンボが書いたラテン語の墓碑銘があります。隣の礼拝堂には、イタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世とウンベルト1世、そしてマルゲリータ王妃の墓があります。
今も現役の教会
609年に教皇ボニファティウス4世がこの神殿をキリスト教の礼拝に捧げ、それが保存されてきた理由になりました。ミサは土曜と祝日の前日の17時、日曜と祝日の10時30分に行われ、その間は信者の入場は自由で無料です。チケットの販売は、各ミサの1時間前に止まります。
開館時間と料金
毎日9時から19時まで、最終入場は18時30分です。通常料金は、2026年7月1日から7ユーロです(2023年7月のチケット制導入時は5ユーロ)。18〜25歳は割引料金の2ユーロです。18歳未満、ローマ市の住民、毎月第1日曜日(全員)、宗教儀式の間は無料です。チケットは、公式ポータルMusei Italiani(サイトとアプリ)、窓口、建物前の自動券売機で購入できます。優先入場券はありません。
実用情報
ワンポイントアドバイス
チケットは、Musei Italianiのポータルか、ポルティコ前の公式窓口で買いましょう。「パンテオンのチケット」として高い値段で売っている業者は、実際にはガイド付きツアーやオーディオガイドを売っています。毎月第1日曜日の無料券は、予約なしで現地で受け取れます(時間ごとの定員の範囲内)。待ち時間は長くなります。料金は2026年10月時点のものです。あわせてお読みください:パンテオンとナヴォーナ広場、ローマのカフェ、サンティニャツィオ教会、サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。
アクセス
Piazza della Rotonda, 00186 Roma。すぐ近くに地下鉄の駅はありません。A線のバルベリーニ-トレヴィの泉駅とスパーニャ駅から、徒歩約15分です。 バス40番と64番のラルゴ・ディ・トッレ・アルジェンティーナ停留所から、徒歩5分です。
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