ローマのショッピングエリアは、スペイン広場、ポポロ広場、ヴェネツィア広場を結ぶ三角形の一帯です。トリニタ・デイ・モンティの階段から下るコンドッティ通り(Via dei Condotti)には、高級ブランドが並びます。長さ約1.5kmのコルソ通り(Via del Corso)には、手頃な価格帯のファッションブランドが集まっています。周辺のバブイーノ通りとマルグッタ通りには、骨董店やギャラリーが並びます。トリトーネ通りの百貨店リナシェンテ(Rinascente)は、多くのブランドをひとつの建物に集めています。通りは自由に歩けて、ポイントは店の営業時間だけです。
見どころ

コンドッティ通り
通りの下を通っていたアクア・ウィルゴ水道の導管(condotti)にちなんで名づけられました。スペイン広場からゴルドーニ広場まで続きます。10番地にある老舗のブルガリ本店をはじめ、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトン、ディオールなどが並びます。ゴルドーニ広場に面した通りの突き当たりには、フェンディ宮殿(Palazzo Fendi)があり、ブランドの旗艦店が入っています。階段の上から眺めると、通りがまっすぐ延びていて、ショーウィンドウも見やすくなります。

アルベルト・ソルディ・ギャラリー
アール・ヌーヴォー(リバティ様式)のガラス屋根をもつアーケードの商業ギャラリーで、1922年にコロンナ広場に「コロンナ・ギャラリー」の名で開業しました。2003年に修復を終えて再オープンし、ローマ出身の俳優アルベルト・ソルディの名がつけられています。コルソ通りの途中で、暑さや雨を避けて一休みできます。

コルソ通り
かつてのラータ通り(Via Lata)で、ポポロ広場からヴェネツィア広場までまっすぐ延びています。名前はカーニバルの競馬(corso)に由来します。国際的なファッションチェーン、靴店、スポーツ用品店が、宮殿や教会のあいだに続きます。土曜の午後と日曜はたいへん混み合うので、バッグや携帯電話にご注意ください。
バブイーノ通りとマルグッタ通り
スペイン広場とポポロ広場のあいだのバブイーノ通りには、ファッションの店と骨董店が混在します。名前は「バブイーノ(ヒヒ)」の像に由来し、ギリシャ人のサンタタナジオ教会の近くにある、ローマの「しゃべる像」のひとつです。並行する静かなマルグッタ通りは、芸術家とギャラリーの通りです。映画『ローマの休日』が51番地で撮影され、フェデリコ・フェリーニは110番地に住んでいました。
トリトーネ通りのリナシェンテ
毎日10時から21時まで営業する百貨店で、ファッション、コスメ、インテリア、フードフロアがあり、屋上にはテラスもあります。地下では、アクア・ウィルゴ水道の遺構を見ることができます。EU域外からの旅行者向けに、免税手続きのサービスもあります。
セールと免税
ラツィオ州の冬のセールは公現祭の前の営業日に始まり(2026年は1月3日の土曜日)、夏のセールは7月初めに始まります(2026年は7月4日の土曜日)。どちらも最長6週間で、直前の30日間は特売が禁止されています。EU域外に居住する旅行者は、1枚の請求書で税込70ユーロを超える買い物について、付加価値税の還付を受けられます。購入時にパスポートを提示し、EU出国時に税関で電子請求書の承認を受けてください。期限は購入月から数えて3か月目の月末までです。
実用情報
ワンポイントアドバイス
路上の売り子から、偽ブランドのバッグやサングラスは絶対に買わないでください。イタリアでは、偽造品の購入者に100〜7,000ユーロの行政罰金が科されることがあります。免税手続きのため、購入品は未使用のまま、空港ですぐ取り出せるようにしておいてください。税関で提示を求められることがあります。コルソ通りは、平日の午前遅くなら週末よりずっと静かです。
アクセス
コンドッティ通り(Via dei Condotti, 00187 Roma):メトロA線のスパーニャ駅。コルソ通り(Via del Corso, 00186・00187 Roma):北端(ポポロ広場)はメトロA線のフラミニオ駅、またはスパーニャ駅からコンドッティ通りを徒歩5分です。 コルソ通り沿いはバス62、63、85、160、492番が通っています(Largo ChigiとCorso/Minghettiの停留所)。リナシェンテ:Via del Tritone 61, 00187 Roma。
営業時間
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