サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会は、トラステヴェレ地区のいちばん静かな一角、サンタ・チェチーリア広場にある花の咲く中庭の奥にひっそりとたたずんでいます。2つの傑作が見られます。祭壇の下にある、1600年にステファノ・マデルノが彫った聖チェチーリアの像と、1293年ごろに描かれたピエトロ・カヴァリーニの「最後の審判」のフレスコ画です。後者は修道女の聖歌隊席から見るもので、公開時間は限られています。隣のベネディクト会修道院には、今も修道女が暮らしています。 フレスコ画と発掘現場も見て、45分から1時間ほどみておきましょう。徒歩15分のサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会とあわせて訪れるのがおすすめです。
見どころ

聖チェチーリアの像
祭壇の下で、ステファノ・マデルノは1600年に、横向きに横たわり、顔を地面に向け、首に剣の傷跡が残る殉教者の遺体を表現しました。彼は、1599年に棺が開けられたときの遺体の状態を写したと語っています。白い大理石が暗い背景から浮かび上がります。

カヴァリーニの「最後の審判」
1293年ごろ、ピエトロ・カヴァリーニは修道女の聖歌隊席の壁に、天使たちに囲まれた栄光のキリストと使徒たちを描きました。後に付け加えられた天井に隠されていたこのフレスコ画は、1900年に再発見されました。13世紀末のローマの大規模な連作が残る、数少ない例のひとつです。

中庭とファサード
教会へは、壁に囲まれた庭とポルティコを通って入ります。ロマネスク様式の鐘楼は広場から見えます。言い伝えによれば、この教会は音楽家の守護聖人である聖女の家の跡に建てられました。
発掘現場
教会の地下には、モザイクの床や浴場の構造を持つローマ時代の住居の遺構があり、追加料金で見学できます。後陣には9世紀のモザイクが残っています。
開館時間と料金
ローマ観光局によると、聖堂は平日は10時〜12時30分と16時〜18時、祝日は11時30分〜12時30分と16時〜18時に開いています。カヴァリーニのフレスコ画は、平日は10時30分〜12時30分、祝日は11時30分〜12時30分に見られます。イタリア語の「平日」(feriali)には原則として土曜日も含まれますが、観光局のサイトには明記されていません。聖堂への入場は無料です。フレスコ画と発掘現場は別料金です(二次情報によればそれぞれ約2.50ユーロですが、修道院は料金を公表していません)。
実用情報
ワンポイントアドバイス
開館時間はミサの時間によって変わり、必ずしも守られるわけではありません。現地または修道院(06 45492739)でご確認ください。フレスコ画の前では撮影禁止です。フレスコ画は少人数のグループで見学し、修道女の聖歌隊席に入れないこともあります。フレスコ画目当ての場合は午後の訪問は計画しないでください。肩と膝を覆う服装が必要です。
アクセス
Piazza di Santa Cecilia 22, 00153 Roma。トラステヴェレの東側、テヴェレ川の岸近くにあります。地下鉄駅はありません。トラム8番でベッリ停留所まで行き、徒歩10分です。または、チルコ・マッシモ駅(地下鉄B線)から、パラティーノ橋とジェノヴェージ通りを通って徒歩20分です。
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