ローマの非カトリック墓地(チミテーロ・アカットリコ、通称「イギリス人墓地」)はカイオ・チェスティオ通り6番地にあり、ローマでもとりわけ静かな場所のひとつです。糸杉や松の木々、バラに覆われた墓石、背景にそびえるチェスティウスのピラミッドが印象的です。18世紀以来、ローマで亡くなったプロテスタントや正教徒、ユダヤ教徒、無宗教の人々が埋葬されてきました。多くは外国人の芸術家や作家で、詩人のジョン・キーツやパーシー・ビッシュ・シェリーもここに眠っています。入場は無料で、5ユーロの寄付が推奨されています。 所要時間の目安は45分〜1時間です。現在も使われている墓地ですので、静かに、きちんとした服装でお過ごしください。
見どころ

古い区画
ピラミッドのふもとに広がる開けた芝生で、最も古い墓が糸杉の間に点在しています。1821年、25歳でローマで結核のため亡くなったジョン・キーツはここに眠っています。墓石には、本人の望みで名前を刻まず、「その名を水に書かれし者ここに眠る」という墓碑銘が刻まれています。

シェリー、グラムシ、そのほかの人々
1822年にトスカーナ沖で溺死したパーシー・ビッシュ・シェリーは、墓地の高い位置、アウレリアヌス城壁のそばに眠っています。イタリア共産党の創設者アントニオ・グラムシの墓や、1830年にローマで亡くなった文豪ゲーテの息子アウグスト・フォン・ゲーテの墓もあります。

墓地の猫たち
墓地にはボランティアに餌と世話を受けている猫たちが暮らしていて、墓の間を歩き回っています。ここを代表する光景のひとつになっていますが、餌をあげないでください。
開園時間と料金
月曜〜土曜は9時〜17時(最終入場16時30分)、日曜・祝日は9時〜13時(最終入場12時30分)。1月1日と6日、8月中旬の2週間、12月8日・24日・25日・26日・31日は休園です。入場無料、維持管理のための任意の寄付は5ユーロです。
実用情報
ワンポイントアドバイス
きちんとした服装が必要です。飲食は禁止、犬の同伴もできません。写真撮影は個人利用に限られ、SNSへの投稿は規則で禁じられています。2026年10月時点の情報です。休園日は変わることがあるため、訪問前に墓地の公式サイトをご確認ください。上の区画は坂道で、足元が不揃いです。
アクセス
Via Caio Cestio 6, 00153 Roma。チェスティウスのピラミッドの裏側にあります。地下鉄B線ピラミデ(Piramide)駅から徒歩5分。トラム3番や複数のバスでサン・パオロ門まで行けます。 隣のチェスティウスのピラミッドは墓地を見下ろすようにそびえています。見学後のランチにはテスタッチョ地区ガイドが役立ちます。オスティエンセ側へ足を延ばすならオスティエンセとガルバテッラもどうぞ。
営業時間
このスポットが登場するガイド
周辺のスポット
地図で見る →



コメント
まだコメントはありません。


