ドムス・アウレアは、64年のローマ大火の後にネロが建てさせた宮殿です。その部屋の数々は、コロッセオから徒歩数分のコッレ・オッピオ公園の地下に残っています。見学できるのは金曜から日曜のみで、予約制のガイドツアーに限られ、9時から15時30分まで15分おきに出発します。ガイド付き見学とVR体験がセットのチケットは26ユーロです。 見学時間はコースにより75〜90分で、1グループは最大23名の少人数制です。部屋は地下にあるため、一年を通してひんやりと湿っており、床が滑りやすいことがあります。
見どころ

八角形の間
天窓(オクルス)のあるドームで覆われた八角形の部屋で、上からの光に照らされた放射状の小部屋につながっています。ローマ建築で最初期の大きなドームのひとつで、建築家セウェルスとケレルの作とされています。

フレスコ画と「グロテスク」
壁や天井には、画家ファブッルスの作とされる装飾画が残っています。15世紀末、ピントゥリッキオやラファエロといった画家たちは、地面の穴から埋もれた部屋に降り、そこを洞窟だと思い込みました。彼らが描き写した文様が、「グロテスク」という言葉の由来になりました。

トラヤヌスが埋めた宮殿
68年にネロが亡くなると、後継者たちは土地を市民に返し、ウェスパシアヌスは宮殿の人工湖の跡にコロッセオを建てました。トラヤヌスは、その上に浴場を建てるために部屋を土で埋めさせました。そのおかげで、壁画の一部が守られました。
VR体験
ガイドツアーの間、VRヘッドセットを通して、ネロが暮らしていた1世紀当時の宮殿の部屋や空間がよみがえります。
Domus Aurea Highlights
毎月第3木曜日に、コロッセオ考古学公園が1時間30分のテーマ別ツアーを催し、普段は閉ざされている見学ルートが開放されます。料金は26ユーロで、2026年は10月15日、11月19日(ドムス・アウレアの光)、12月17日(古代の遊戯)です。
開館時間と料金
金曜から日曜に開館し、9時から15分おきに出発、最終入場は15時30分、見学終了は16時30分です。月曜から木曜は休館です。公園は臨時休業日も公表しているため、予約の前にcolosseo.itで希望日を確認してください。ガイド付き見学とVR体験のチケットは26ユーロです。コロッセオ考古学公園の公式チケットサイトでのオンライン予約が必須で、このチケットはコロッセオ・フォロ・ロマーノ・パラティーノの共通券とは別です。
実用情報
ワンポイントアドバイス
販売開始の30日前、発売と同時に予約しましょう。1グループが23名のため、週末の枠はすぐに埋まります(料金は2026年10月に確認)。夏でも上着と、つま先の覆われた靴を用意してください。同じ日にコロッセオと組み合わせるのもおすすめです。徒歩10分の、もうひとつの地下遺跡サン・クレメンテ聖堂と合わせてもよいでしょう。あわせてこちらもどうぞ:パラッツォ・ヴァレンティーニのローマ時代の邸宅。
アクセス
Viale della Domus Aurea 1, 00184 Roma。コッレ・オッピオ公園内、コロッセオの上にあります。地下鉄コロッセオ駅(B線・C線)で下車し、公園内を徒歩で数分上ります。 バスは51、75、85、87番でコロッセオ広場まで行けます。
営業時間
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