オルヴィエートは、凝灰岩の岩山の上に築かれたウンブリア州の町で、ローマから電車で1時間15分〜1時間30分です。乗り換えなしで行け、駅からケーブルカーで中心部へ上がれるため、日帰り旅行のなかでも特に手軽な行き先のひとつです。ゴシック様式の大聖堂(ドゥオーモ)は金色のモザイクで覆われたファサードが印象的で、サン・ブリツィオ礼拝堂にはルカ・シニョレッリの『最後の審判』(1499〜1502年)があります。1527年から1537年にかけて掘られたサン・パトリツィオの井戸は、248段の二重らせん階段で深さ53メートルまで下ります。町の地下には、エトルリア時代から掘り進められてきた洞窟があり、1時間で見学できます。 ドゥオーモ、井戸、ムーア人の塔、主な博物館は共通券「カルタ・ウニカ」(一般35ユーロ、有効期間1年、料金は2026年10月に確認)でまとめて見学できます。井戸のみの料金は6ユーロ、オルヴィエート・アンダーグラウンドのガイド付き見学(約1時間)は10ユーロです。
見どころ

ドゥオーモ
13世紀末から14世紀にかけて造られたゴシック様式のファサードは、浮き彫りとモザイクで覆われ、夕方になると輝きます。内部のサン・ブリツィオ礼拝堂(シニョレッリ、フラ・アンジェリコ)は、それだけでここまで足を運ぶ価値があります。静粛にし、教会で求められる服装を守ってください。

サン・パトリツィオの井戸
70の窓から光が入る2本の独立したらせん状のスロープがあり、ラバがすれ違うことなく上り下りできました。下りも上りも248段あることを覚悟してください。

岩山とパノラマ
町は凝灰岩の岬の上からパッリア川の谷を見下ろしています。城壁沿いの散策路とカーン広場の展望台が、いちばんの眺めです。
オルヴィエート・アンダーグラウンド
エトルリア時代から凝灰岩に掘られてきた洞窟、貯水槽、搾油所を巡るガイド付き見学(約1時間)です。ドゥオーモ広場から定時に出発します。
ムーア人の塔
旧市街にある鐘楼で、上ると屋根の連なりとドゥオーモを見渡せます。
歩行者専用の旧市街
中世の通り、陶器の店、ワインセラーが並びます。オルヴィエートは白ワインの「オルヴィエート・クラッシコ」でも知られています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
料金は2026年10月に確認したものです。カルタ・ウニカは一般35ユーロ(年齢や条件による割引料金は公式サイトで要確認)、サン・パトリツィオの井戸は6ユーロ、オルヴィエート・アンダーグラウンドは約10ユーロです。1.30ユーロの市内券(90分有効)はケーブルカーにも使えます。現地ではドゥオーモ広場かカーン広場でカルタ・ウニカを購入するか、カルタ・ウニカのオンライン窓口で購入できます。ドゥオーモは礼拝の場なので、肩と膝を覆う服装が必要です。ミサの間は見学が中断されることがあり、1月1日と聖体祭の日は特別に閉まります。オルヴィエートは丘の斜面に広がっているため、歩きやすい靴がおすすめです。丸一日使うなら、ドゥオーモ、地下見学、井戸を回り、町でランチをとるのがよいでしょう。ローマからのほかの日帰り旅行はローマ発の日帰り旅行もご覧ください。
アクセス
ローマ・テルミニ駅またはローマ・ティブルティーナ駅から、オルヴィエートまで直通列車が出ています。1日約15本で、所要時間はインターシティで1時間15分、普通列車で約1時間30分、事前予約なら約10ユーロからです。駅からはケーブルカー(またはシャトルバス)で10分ほどで中心部に着き、1.30ユーロの市内券で乗れます。車の場合は、A1高速道路のオルヴィエート出口を出て、ローマから約1時間15分です。丘のふもとに駐車場があります。詳しくはローマの交通ガイドをご覧ください。
営業時間
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