ローマの北西約40キロにあるチェルヴェテリのバンディタッチャ墓地遺跡は、まさにエトルリア人の「死者の町」です。凝灰岩を掘って作られた通りに沿って、小さな家のような形をした数百の墳丘墓が並んでいます。2004年に、タルクィニアの墓地遺跡とともにユネスコの世界遺産に登録されました。広大な遺跡のうち、見学できるのはごく一部で、約10ヘクタールです。 月曜日は休みです。2026年3月29日から10月12日までは9:00〜19:30(最終入場18:30)、10月13日から24日までは9:00〜18:30(最終入場17:30)、10月25日以降は9:00〜17:00(最終入場16:00)です。墓地遺跡と博物館の共通券は13ユーロで、毎月第1日曜日は無料です。
見どころ

墓の大通り(via sepolcrale principale)
墓地遺跡のメインストリートで、草に覆われた石の墳丘墓が両側に並びます。広場や路地もある小さな町のように、墓の間を歩いて回れます。

墳丘墓
土台を凝灰岩から切り出し、上に土のドームをかぶせた円形の墓です。大きなものには、ひとつの家族のための複数の墓室がありました。

浮彫の墓
柱や壁に、武器、台所の道具、動物など日常生活の品が彩色した漆喰の浮彫で表された墓室です。遺跡で最も有名な墓で、時期によっては見学が制限されたり、特別公開だけになったりします。
室墓
「サイコロ」形の墓の中には、階段や通路から入り、岩を削った葬送用の寝台を備えて、エトルリア人の家の内部を再現したものがあります。
セルピ通り(via delle Serpi)
ドーム型の墓がやや小ぶりな脇道で、墓地遺跡が区画に分けて作られていたことがよくわかります。
チェルヴェテリ国立博物館
チェルヴェテリの町の中心にある要塞に入っており、墓から見つかった品々を展示しています。共通券で入れます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
料金と時間は、チェルヴェテリ・タルクィニア考古学公園の情報をもとに2026年10月に確認したもので、墓地遺跡と博物館の共通券は13ユーロです。遺跡内は日差しをさえぎるものがなく、見学に1〜2時間かかります。水、帽子、歩きやすい靴を用意してください。道は土と石でできています。墓の内部を見るには懐中電灯があると便利です。大雨のあとは、入れない墓があることもあります。これらの墓をエトルリア文明のなかに位置づけるには、訪問の前か後にヴィラ・ジュリア国立エトルリア博物館にも寄るとよいでしょう。チェルヴェテリの出土品の一部が収蔵されています。ローマ周辺のエトルリア人のガイドでは、ひととおりのコースを紹介しています。
アクセス
Via della Necropoli, 00052 Cerveteri (RM)。公共交通機関では、コトラル社のバスがローマからチェルヴェテリまで約1時間で結んでいます(地下鉄A線のCornelia駅から出発)。ただし墓地遺跡は町の中心から数キロ離れているので、タクシーか徒歩になります。ローマ〜チヴィタヴェッキア間の近郊列車はチェルヴェテリ・ラディスポリ駅に停まりますが、駅は遺跡から遠いです。車ではローマから、A12高速道路またはアウレリア街道で約45分です。乗車券と町の規則については、ローマの交通とローマで車を使うにはのガイドをご覧ください。
営業時間
このスポットが登場するガイド
周辺のスポット
地図で見る →



コメント
まだコメントはありません。


